2022年1月7日金曜日

沖縄,山口,広島でまん延防止等重点措置


年明けから,コロナ感染者が急激に増えて,ついに今日沖縄,山口,広島でまん延防止等重点措置が発表されました。沖縄,岩国の米軍基地から広がったのは明らか。

オミクロン株が世界で広がり始めて以来,空港で厳しい水際対策を行ってきました。海外から来た飛行機の搭乗者に1人でも感染者がいると全員濃厚接触者としてホテルなどに隔離してきました。

ところが,米国からは基地に直接入ることができ,検査も隔離もないそうで,完全に「ざる」状態。

片方でやってきた水際対策はまったく無駄になります。この感染爆発で,重症化したり死んでいく人がいれば,意図しないにしても米軍の責任は大きいのではないでしょうか。

地位協定があるにしても,米国には謝ってもらいたいものです。


2021年12月25日土曜日

コロナワクチン3回めを打つ意味



12歳以上の日本人の78%がコロナワクチンを2回接種を終了している中,変異度が増したオミクロン株が欧米でガンマ株に置き換わりながら,感染者が急増しています。イギリスでは過去最大の感染者数になっています。

第6波は間違いなく来るでしょう。このような状況の中,日本政府は,3回めの接種を医療従事者から始めています。

副作用のリスクのあるワクチンを2回も打ったのに,また打たないといけないのでしょうか?

ワクチンを打つと,ウイルスに対抗するための抗体が,接種後1週間くらいから血液中に増え始め,2週間くらいでピークになり,その後数ヶ月かけて減少していきます。

コロナウイルスに感染すると,ウイルスが体の中である程度増えた後に発症します。熱が出たり,咳が出るわけです。感染から発症までが潜伏期間で,平均はコロナウイルスCovid-19の場合4.82日(標準偏差2.71)。

2回めのワクチンを打ってから多くの人は3ヶ月以上経っているので,血液中の抗体はかなり減っていて,もう感染はあまり防げません。

ただ,ワクチンを打っている私たちの体には免疫記憶を担当している細胞がいて,ウイルスに感染すると再び抗体を作れるようになります。2回めのワクチン接種でも同じように免疫記憶で抗体がブースト(増える)されるわけです。

免疫記憶というのは,例えば,破傷風のワクチンを子供の時に打つと,破傷風に感染しても一生破傷風で死ぬようなことはありません。

それなら,コロナのワクチンを二回も打てば,感染した場合,血液中に抗体はほとんどなくても,すでに免疫記憶はできているので,新たに抗体が作られ,ウイルスを撃退できるはず。

ここで問題になるのがウイルスの潜伏期間。コロナウイルスの潜伏期間の平均値は4.82日(標準偏差2.71)。血液中に抗体がほとんどない状態から新たに抗体が出現するまでには,1週間かかります。ウイルスに感染してから4日で発症するので,それには免疫記憶による抗体産生は間に合わないということになります。

要するに,免疫記憶による防御は感染を防ぐことはできないということ。感染には間に合わないが抗体を作り始めるとウイルスを撃退し始めるので,重症化は防げるというわけです。

3回めのワクチン接種で血液中の抗体をブーストできても3ヶ月しか持たないとしたら,次の感染の第6波にうまく合わせないといけないでしょう。これは,国民の多くにワクチン接種するのに3ヶ月かかることを考えると,不可能に近いです。

イスラエルでは、ワクチンの4回め接種を開始することが決まりました。このように,接種後血液中の抗体が3ヶ月しか持たないとしたら,延々と打ち続けないといけないことになります。

コロナに対する飲み薬が利用可能になってきています。ちょうどインフルエンザの飲み薬であるタミフルのように,感染直後に飲むことで発症を軽減できるそうです。ただ,治験が十分でない見切り発車なのが気にかかります。

現在広がりつつあるオミクロン株は感染力が高い一方,感染しても重症化リスクは半分だそうです。DNAの変異は感染力に関わるスパイクタンパク質だけでなく,ウイルスの生存に関わる遺伝子でも変異するので,第7波のウイルスの株はさらに毒性を減じていくことが予想されています。

第6波が1ー2月にあり,第7波が4ー5月,その次が7-8月と考えると,夏頃には新型コロナウイルスも普通の風邪ウイルスになると,期待したいです。

さて,冒頭のワクチンをまた打たないといけないのか?の答えですが,2回めで副作用が多く出た人は,医者と相談してやめておいたほうが良いです。

そうでない人は打てば,しばらくの感染リスクは減らせる効果は期待できるので,国民の多くが摂取すれば全体への感染が広がりにくくなることがメリットです。政府の狙いもそこにあります。仕方がないので,打つことにしましょう。





2021年6月7日月曜日

コロナワクチン接種のウソとホント


コロナワクチンの接種が本格化してきましたが, よく聞くのが,ワクチンを打ったのでもう安心という安堵の声。しかし,ワクチンを打ってから2週間以上たたないと血液中に抗体はできないので,接種直後に安心してカラオケに行ったり,皆で飲みに行くのはアウト。

二回目のワクチンですが,確かに免疫力は上がりますが,発熱などの副作用も大きい。発熱,吐き気,倦怠感がある人が半数にものぼり,過剰免疫反応のアナフラキシーを起こす人も稀にあるとのこと。

死亡するケースもあります。ワクチンとの因果関係は不明ながら,5/26時点で,55名が死亡しています。

ワクチンの処方箋どおりだと,二回目を3週間後に打つことになっていますが,最近の研究報告によると,もう少し後の方が抗体量の数値が高くなります。

体調や健康に自信のない人は,副作用のことを考えると,1ヶ月以上もっと後で打った方が軽減できます。

急いで打ちたいのは分かりますが,このワクチンがどのくらいの期間効果があるのかは検証されていません。インフルエンザのワクチンでは効果は3ヶ月と言われています。

これを考えると,一回目は早く打っても二回目は時間を空けて打つのが正解のように思います。

一回目のワクチン接種の後,感染した場合ですが,これはほとんどないと思いますが,その感染が二回目ワクチンに相当するので,ずっと先に必要なら接種すれば大丈夫です。

ちなみに,すでに感染している人は,ワクチンを打つ必要はないです。

全国民に早く一回目のワクチンを打つことが,このコロナ禍を収束させる近道だと思います。



2021年4月29日木曜日

コロナワクチン抜け駆け予約 

 

65歳以上のコロナワクチンの予約が,4月26日から始まりましたね。

4月初旬にワクチン接種お知らせ封筒が届きましたが,その時はお知らせだけで予約できませんでした。

そのお知らせによると,4月26日から電話予約かネットからの予約するようになっていました。

26日に予約を試みると,4月,5月の予約はすでに埋まっていて,6月末か7月に入ってからの予約しか取れないとのこと。

ワクチンが不足しているのかと思ったらそうではなく,26日のずっと前からワクチンの予約を取っている病院がいくつもあるようです。

4月26日から予約するものと思っている人たちにとって,こうした抜け駆け的行為をする病院はいかがなものでしょうか。


2021年2月23日火曜日

バングラデシュのカレー店オープン


昨年末に山口市のフジグラン内フードコートに,Ruposhi Bangla(ルポシバングラ)というお店がオープンしたので,行ってきました。

バングラデシュ人が,鹿児島で初めてバングラデシュのカレーの店を成功させ,次は山口に開店したところだそうです。

インドカレーの店はいくつもありますが,バングラデシュのカレーのお店は初めて。

バングラデシュはイスラム教のため,ハラル料理になっています。特別なお祈りをして屠殺した動物のお肉を使います。

もっとシンプルなカレーセットは,サラダ、ナン、選べるカレーになっていて,550円。格安です。それも学生料金は,450円に。

2人で行って,「チキンティッカ,サラダ、ナン、選べるカレー」セット 750円,「マトンビリアニ」950円。

基本はインドカレーですが,ガラムマサラベースとは異なるスパイスの使い方です。







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