国民年金に加入している人が年金の上乗せをして老後の年金額を増やせる制度があります。
国民年金の今年度の保険料は16,410円です。
40年間払い込むと65歳から満額の780,100円を一生涯受け取れます。
今年度は780,100円ですが昨年度は779,300円でした。
1999年から4年間は804,200円でこれまでの最高額でした。
約78万円の年金では生活することは難しいのでもう少し上乗せしたい人のために
できた制度が国民年金基金です。
国民年金基金の制度をご覧ください。
加入のメリットもご覧ください。
掛金が全額社会保険料控除できるので所得税と住民税が節税できます。
高額所得者にはメリット大です。
掛金を払っているときはメリットがありますが、年金を受け取るときはどうなるのでしょう?
この年金は「公的年金」ですから国民年金と合わせて“公的年金控除”を受けられます。
公的年金控除を引いた後の金額が所得となります。
その公的年金控除が寂しい(^^ゞものなのです。
65歳以上の人が公的年金を受け取る場合
年金収入が330万円までだと「公的年金控除」が120万円なのです。
例えば国民年金だけを受け取ると
78-120=-42
マイナスの場合は0円となり、所得は0円です。
では国民年金と国民年金基金を合わせて200万円の年金を受け取ると
200-120=80
80万円が所得となります。
たった200万円を受取っても所得となり、これがベースになって国民健康保険料や介護保険料が計算されます。
所得となった80万円から基礎控除や社会保険料控除などを引いた残り(課税所得といいます)
に対して所得税、住民税が課せられます。
掛金を払っている間は節税ができますが、受取るときには税金や保険料が増えるというデメリットがあります。
さらに、国民年金基金の積立額不足問題があります。
平成20年度は1兆3430億円の積立不足がありましたが平成26年には5180億円まで減りました。
その後は増え続け平成29年は9100億円に膨れています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
積み立て不足と加入者の減少と過去の高い利率で加入していた人への年金の支払が制度の維持を難しくする可能性が高いと考えられます。
ではどうしたら???
リスク分散という考え方を取り入れて、払い込み中は節税をし、年金受給中は税金、保険料の支払をそこそこにするために
掛金の限度額一杯ではなく目安として国民年金基金から受取る年金額を70万円に抑えるくらいが妥当と思います。
掛金の増額・減額はいつでもできます。
さて代わりに何で老後資金を準備するか?
日本国内のもので運用は難しいのでドルなど海外の商品へシフトすることも良いかと思います。
まずは運用する資金を貯めましょう。
500万円を2%で運用すると一年で10万円の利息が得られますが
5000万円を運用すれば一年で100万円の利息が得られます。
お金持ちがよりお金持ちになれるわけです。
資金を貯めるには収入を増やす、支出を減らす が鉄則です。
国民年金の今年度の保険料は16,410円です。
40年間払い込むと65歳から満額の780,100円を一生涯受け取れます。
今年度は780,100円ですが昨年度は779,300円でした。
1999年から4年間は804,200円でこれまでの最高額でした。
約78万円の年金では生活することは難しいのでもう少し上乗せしたい人のために
できた制度が国民年金基金です。
国民年金基金の制度をご覧ください。
加入のメリットもご覧ください。
掛金が全額社会保険料控除できるので所得税と住民税が節税できます。
高額所得者にはメリット大です。
掛金を払っているときはメリットがありますが、年金を受け取るときはどうなるのでしょう?
この年金は「公的年金」ですから国民年金と合わせて“公的年金控除”を受けられます。
公的年金控除を引いた後の金額が所得となります。
その公的年金控除が寂しい(^^ゞものなのです。
65歳以上の人が公的年金を受け取る場合
年金収入が330万円までだと「公的年金控除」が120万円なのです。
例えば国民年金だけを受け取ると
78-120=-42
マイナスの場合は0円となり、所得は0円です。
では国民年金と国民年金基金を合わせて200万円の年金を受け取ると
200-120=80
80万円が所得となります。
たった200万円を受取っても所得となり、これがベースになって国民健康保険料や介護保険料が計算されます。
所得となった80万円から基礎控除や社会保険料控除などを引いた残り(課税所得といいます)
に対して所得税、住民税が課せられます。
掛金を払っている間は節税ができますが、受取るときには税金や保険料が増えるというデメリットがあります。
さらに、国民年金基金の積立額不足問題があります。
平成20年度は1兆3430億円の積立不足がありましたが平成26年には5180億円まで減りました。
その後は増え続け平成29年は9100億円に膨れています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
積み立て不足と加入者の減少と過去の高い利率で加入していた人への年金の支払が制度の維持を難しくする可能性が高いと考えられます。
ではどうしたら???
リスク分散という考え方を取り入れて、払い込み中は節税をし、年金受給中は税金、保険料の支払をそこそこにするために
掛金の限度額一杯ではなく目安として国民年金基金から受取る年金額を70万円に抑えるくらいが妥当と思います。
掛金の増額・減額はいつでもできます。
さて代わりに何で老後資金を準備するか?
日本国内のもので運用は難しいのでドルなど海外の商品へシフトすることも良いかと思います。
まずは運用する資金を貯めましょう。
500万円を2%で運用すると一年で10万円の利息が得られますが
5000万円を運用すれば一年で100万円の利息が得られます。
お金持ちがよりお金持ちになれるわけです。
資金を貯めるには収入を増やす、支出を減らす が鉄則です。