一字一字が何と辛い寂しい羅列であろうか。

以前は独居老人の専用語のように思えたが、

この頃ではそうではないようである。

一見華やかで寂しさは微塵も感じさせないタレント飯島愛の死

つい最近は女優の大原麗子の死。

二人とも誰にも看取られず発見された時は

すでに腐敗が始まっていたと報道されている。

自殺も孤独死の最たる死であるが、年間30000人以上とのこと

柳井市の人口がそっくり消えることである。

「死にたい」「死んだ方が」と思うことは誰しもあると思う。

「死んだつもりでやれば、なんでもできる」と 死から脱却することのできる人もいる。

 しかし、年間30000という数字は死の誘惑を断ち切れず楽な方法を選んだのであろう。しかし命を絶つとも楽なことではない。

 私も何度か死にたいと思ったこともあるが、そう深刻なことではなく、

2 3日もすれば忘れていることが常だった。

 注射するのも拒み、鼻から胃カメラを飲むのも身震いするし、

まして体にメスを入れるなどと。そんな人間は自殺は到底無理な話である。

 命を絶つ瞬間は精神的に異常な状態になっていると物の本に書いてあった。

現在の所、私には家内も子供達も身近にいるし孤独死は無関係だが

眠れない時にはどんな形の死を迎えるのであろうかと考えることはある。

父方は長命だが、母方は一体に短命で、73歳も永らえていれば

おそらく私は父方の血筋だと思っている。父が79歳だったから

それくらいは生きられると思っている。それでも後6年。 

 (おちおちしていられないぞ)と思う今日この頃である。


 携帯電話を持ち始めて何年になるだろうか。

便利である、商売には欠かすことのできない機材である、

持っていなければ不安さえ覚える。

 車の運転中に事故に遭遇、こっちが事故を起すこともあるだろう。

その時の対処の仕方を考えた時、最近は公衆電話も無く

携帯があればという安心感がある。

 お恥ずかしいことだが、携帯から110番できるのであろうか、

そのまま番号を押せばいいのであろうか、まだ知らない。 

 先日、家内と二人で新しい携帯電話に替えた。

本体は150円だった。2012年3月31日でMOVaから

FOMAに移行するために今なら37000円する携帯電話本体が、

これまで溜まっているポイントを使うと0円で自分の物になるというのである。

 携帯電話もそうだが、テレビも2011年7月24日にアナグロ放送が終了して

デジタル放送に移行する。

 まだ2年あまり時間はあるが、国の支援を受けられるのは

来年の3月が期限。2台買うとなると簡単に踏ん切りは付かにない。

ケイタイにしろテレビにしろ、このままでは差し支えないような気もするのだが

何か裏でうごめいていると思うのは私だけであろうか。

 話は元に戻るが今度の携帯はカメラ付きである。

前々から写真に撮って、警察に提出したい場面がある。

車を運転しながら窓を開けて道路を灰皿代わりにする奴。

車を運転しながらタバコを吸いながら、電話をしている奴。

若い女性が多いように思う。 

もう一枚撮りたい写真がある。

犬を連れて公園を散歩するのは平和な光景だが、

糞を放置したままにする奴。

最近はマナー違反も減少はしたもののいまだに後を絶たない。

以前は「犬の肛門に栓をして散歩しろ」と

立て札を立てたほどのひどさだったのである。

今度はいつもカメラ付携帯をポケットに入れいるから

何時か現場を押さえたいと思っている。

嫌われじじいのやりそうなことである。

   

 自分で言うのは照れますが、私は内心自分は努力家だと

思っています。

昨日、何年ぶりかでカラオケ喫茶に出掛けました。

というのが、親友が「近い内に時間ができたら

カラオケで思い切り歌いたいのだが付き合わないか」

と誘ってくれたのです。

 前置きがあるのです。

彼の奥さん8年前から完全に痴呆になり、用事がある時は

施設に預かってもらうのですが、四六時中一緒に過ごしているのです。

彼は若いときから無趣味男で、今になってそのことを

多少後悔はしているようですが、70過ぎてからでは遅すぎます。

私もどっちかといえば彼のことはとやかく言えませんが、

彼よりは多少はと自負しています。

 私は彼の誘いを二つ返事で承諾しましたが、

実はマイクを握るのは2年半ぶりなのです。

 矢張り駄目でした。高音がかすれて出ないのです、

歌は、角川博の「夏の蝉」と西片裕之の「津軽の春」

最新のヒット曲らしいのです。カラオケクラブに入っている姉からテープを貰って

練習はしていたのですが、家でのぼそぼその練習では

カラオケ喫茶では通用しませんでした。

 もう少し努力してみようと思っています。

今朝、雨音に目が覚めた、いや雷かな、それとも
玄関前のけや木が風に叩かれる悲鳴か、それとも
すぐ前を流れる姫田川の濁流の雄たけびだったのか。
今日は第二土曜日、仕事は休み。
ベットで梅雨の狂想曲を聞きながらよかったと思う。
 3日前、丁度弁当の配達の時間帯と 満潮が重なって
柳井市もいたるところで通行止。しかし、止むに止まれず
水をかき分けて走ると車のエンジンが不気味な悲鳴を上げた。
狂い梅雨はいつになったら去ってくれるのか。
ニッポン中、商売は大変なようだ、柳井も右へならへだが、
都会では一食300円の弁当が出回っているとか
うちより150円も安い。
しかし、うちはうちのスタイルを変えずに行こうと思う。 
昨日、経理担当の娘から給料を受け取る。
 「今月は満額払えないから、来月は車の車検が二台もあり
今から頭が痛い、」と言う。
うちも大幅な事業改革に迫られているようだ。
「借金するほどなら仕事をやめた方が」
それが私の主義だが。



7月18日付けの新聞の宝くじの広告欄に

昨年のサマージャンボ宝くじの未換金が載っていた。

 1等2億円 2本 1等の前後賞5000万円 5本

  2等1億円 5本 3等1000万円 24本

期限は21年8月17日 もう1ヶ月。 

宝くじを買ったこと自体を忘れているか。

世間がうるさいからぎりぎりまで待って換金する人間もいるとか。

どっちにしても後1ケ月。勿体無い。

 私はジャンボ宝くじは毎回買っているが、連番で10枚と決めている。

 これまで最高3000円で、毎回の最下位の300円。

買い続けて何十年にもなるが、買わないと落ち着かないのである。

しかし、自分ではあの時、運を使い果たしたから当たらないと諦めている。

 あの時とは。私が高校3年。昭和28年(1953)

修学旅行は 完全に諦めていた。

 我が家は貧乏のどん底。父は前年会社を首になり、

同年妻には先立たれ、子供5人抱え必死の形相で生活と戦っていた。

しかし、高校に行かせてくれていたのである。

だから、修学旅行の費用など口が裂けても言えなかった。

そんな時、たまたま買った毎日新聞の発行する「サンデー毎日」が

感謝イベントをしていて、よく覚えていないのだが、

翌週買った感謝イベントの発表欄を見ると5000円当たっていたのだった。

 隣りのをじさんに支払いまで日にちがあったので何割か払うという

約束で現金に換金。あの当時の5000円、今の幾らになるだろうか。

旅費を払い、頭の先から足の先まで新調して、小遣いまで。

 私が宝くじを買い続けるのは、神様えの恩返しである。

しかし、新聞は朝日新聞を読んでいる。      

 べんとう屋にとって行事のある日曜祝日は稼ぎ時なのだが

あえてその日を休むことにしたのは10年も前からである。

 この7月から第2と4の土曜日も休むことにしたのは

ゆっくり休息をとりたいという私のたっての願いからであるが、

家内も一緒に働く娘も二人の従業員ももろ手を挙げて賛成だった。

それができるのも普段の日が忙しいからであろう、

ありがたいことだと感謝している。  

 これから書くことは手前味噌になるが

私は商売に関してはせんないとかいやいやながら仕事をすることはしない。

 そんな気持ちで商売をするのはお客さんに迷惑なことである。

午前3時には起き出して身支度を整え、仕事場に向かう。

6時50分までに煮物、揚げ物、焼き物を仕上げ

魚市場と青果市場に仕入れに出掛ける。

出掛けなくてもいい日もあるが、

新鮮で安い食材が手に入るのではなかろうか、

そんな気持ちで車を走らせるのである。

 今夜は何十年も商売を続けてきたが2と4の土曜日を

休むことにした最初の前夜である。

いずれ週休になり、私の引退の日もくることであろう。 

 

土曜日レンタル店に行き、取って置きの「レットクリフ」を借りたのです。

「レットクリフ」は中国の「三国志」ということは知っていました。

でも内容までは。パンフレットを見ると世界各国の合作とか、

出演者のひとりに日本の歌舞伎役者中村獅童もいました。

 これまで外国映画はアメリカ映画一本でした、

「トニーレオン」という役者を知るまでは。

 私がその「トニーレオン」の映画を見たのは

偶然というほかありません。

2年も前になりますか、レンタル店の出口に

大きな箱の中に一本百円のビデオが山積みされていたのです。

その中から横文字だけの題名の作品2本選びました。

「ミッドナイト.エクスプレス」と「ブエノスアイレス」

「ミッドナイト」の方は1978年アメリカ、イギリスの合作映画で

実話を題材にした映画でアカデミー賞も取っています。

賞に恥じないものすごく面白い映画でした。

「ブェノス」の方は、1997年の香港映画でB級作品。男と男の痴話喧嘩。

しかし、片方の役者が凄くうまいのです。

後でその役者が「トニー.レオン」と知ったのです。

次に彼の作品を見たのは、セックス描写が話題になった「ラスト.コーション」

そして3本目が「レットクリフ」Part1。ますます磨きのかかった

いい役者になっていました。今は「Part2」を

心待ちしている今日このころです。

「7月以降第二第四の土曜日は休ませていただきます。」

 月初めにお得意様にお知らせしました。

土曜日は普段の30%減ですが、2.4は50%減。

早くから考えてはいたのですが、なかなか踏ん切りがつかなかったのです。

お客様に迷惑を掛ける。それに売り上げの減少。

商売をしていれば越えねばならない色々なハードルがあります。

コース以外の配達中止。

1個の配達の中止。これにはかなりのブーイングがありました。

お年寄りの家庭が多かったからです。

 年々売り上げの減少もありましたが、辞めていく、辞めてもらった

従業員の補充をしなかったからです。

 それは商売上の護身もありましたが

 私の年齢的な護身もありました。

私が駄目になったら明日の日から廃業のべんとう屋です。

 でも、もう少し働きたいのです。

生活の維持もありますが、やめたら廃人になると誰もが

恐らかすのです。

月初め私は今年中の日めぐりの2.4の土曜日にペケ印を付けました。

 これも働ける喜びでしようか。                                                       


 光に向かう海岸線を走りながら助手席の女房が

「こうして二人でこの道を走るのは何十年ぶりかしらね」

と言った。

 何十年はオーバーだがそれに近いことは確かである。

外に遊びに出ることは嫌いではないが、

自分が運転してまではという気持ちがある。

休みの日以外は

朝早くから仕入先の魚市場、野菜市場と走り、

時計が9時半になると今度は配達に出発する。

 いつの頃からか市外に出るのが億劫になった。

遠出をしたい時は、みんなに声掛けてバスを仕立てて出掛ける。

車窓から眺める景色が一等好きなのである。しかし

自分が運転していたらわき見運転は事故の元である。

 所で今日は、KRYの熱血テレビの「食べ歩き」で紹介した

「光井倶楽部」が目的地だつた。

 私はといえばただひたすら前を向いて走るだけだった。

正直言うと少々怖かったのである。

食事はバイキング形式で90%が野菜。唯一肉料理といえば

鳥の唐揚げ。魚は玉葱のカルパッチョに目に入れても

痛くないほどの小魚が泳いでいるだけ、

材料費が掛かっていないなーと感心することしきり。

とは言え、その夜は二人とも夕食は抜きだった。


ぼつぼつ梅雨に入るのではと、天気予報では言っているが、
今朝もいい天気である。
雨の降る中での花植えは嫌だから
三角橋の欄干下に並べた18個のプランターに
フラワーランドから提供のポーチュラカを昨日の内に
友人に手伝って貰って植え終えた。
年の精もあるがこの所腰痛に悩まされ
中腰の仕事が一番こたえ、友人にSOS。
我が家の玄関前も百花繚乱の観がある。
ばらは発育不全だが、アメリカンブルー。ポーチュラカ。
インパチェンス。あじさい。ペチニア。ベコニア。ゼラニューム。
花植えを初めて20年近くなるが、やっとこの頃、
横文字の花の名前を覚えたていたらくである。
本格的な梅雨になる前にもう一つしなければいけないことがある。
梅に紫蘇を漬け込むことである。
商売柄小梅を150K漬け込む。今年は梅が豊作で
それを越えているかもしれない。
御存知かもしれないが紫蘇は梅雨過ぎると色がでなくなるからである。
雨に打たれて色素が抜けるのかもしれない。