アヲイソラ ヒロイウミ

大好きな沖縄から繋がる、平和への想い。
きれいな青い空と広い海が、いつまでも続きますように…。

5.23 岩国大集会

2010-05-14 11:05:26 | Weblog
知人からのメールを転載します。

元岩国市長の井原勝介さんからの呼びかけだそうです。

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政権交代したにも拘わらず、空母艦載機部隊の岩国駐留とそれに伴う愛宕山の米軍住宅化は従来通り実施されようとしています。
アメとムチで強引に進められてきた旧政権の方針をそのまま踏襲するのでは、到底納得できません。
沖縄や全国と連携して、岩国からも「これ以上基地はいらない」という声をあげなければなりません。
5千人以上が目標です。
万障お繰り合わせの上、ぜひ、ご参加ください。

日時:5月23日(日) 14:00~15:30
場所:岩国市元町第3街区公園

できるだけ多くの方に転送していただければ幸いです。
詳細は、以下を参照して下さい。

http://ihara-k.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-5764.html

実行委員会代表世話人 井原勝介

井原勝介ブログ
http://ihara-k.cocolog-nifty.com/blog/

井原勝介ホームページ
http://homepage3.nifty.com/ihara7/

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5.16 普天間基地包囲行動

2010-05-12 18:33:58 | Weblog
玉置浩二が誰と付き合おうと。

石原真理が怒ろうと。

人間なんだから色々ある。

そっとしておけばいいのにって思う。


もっと伝えなきゃいけないことあるんじゃないですか。

朝からモヤモヤしまくりです。



沖縄では5月16日に、
人と人とが手をつなぎ合って普天間基地を囲み、
普天間の即時閉鎖・返還を求めるそうです。

そして、新たな基地をつくらないために。

http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2581/2582/38568/38569.html

私は17日から沖縄。

あ~あと一日早ければ。


ちなみに5月15日は沖縄がアメリカから日本へ返還された日です。

返還されて38年?

そして戦後65年。

普天間にかき消されていますが、本島北部の高江というところでは、
新たな米軍のヘリパッド(ヘリの着陸帯)がつくられようとしています。

日本の人口1%の沖縄に、なぜ日本の米軍基地の75%があるのか?

日本は戦争に負けたのだから、負担を負うのは当然だったのかとも思う。

でも負担の大部分を負っているのは、沖縄。

もともとは琉球という一つの国だった沖縄を、
日本は吸収し、文化を奪おうとし、本土決戦の盾にし、
今では基地を押し付けています。

今の政府は、戦時中の大本営と同じだ、
という記事が今日の新聞にあったけど、本当にそうだと思う。



…ちょっと熱くなってしまいました。

ワキ汗かいています。


今の私にはこうやって伝えることしかできないけど、
みなさんの心に、1%でもいいからオキナワが存在してくれたら…。

そんな想いです。

『祝の島』

2010-05-11 20:31:32 | Weblog







“はなぶさ あや”さんの初監督作品であるこの映画は、
まるで観客までもがその島で生活しているかのような錯覚を起こしてしまう。

原発に対する難しい説明はないまま、
島の人々の毎日の営みがごくごく自然に映し出されています。

こんなにもシンプルで、だけれども心の奥に入り込んでくる映画は、
『ひめゆり』に通じるものがありました。

『私が撮ったというより、撮りたいものが向こうからどんどんやってきた感じ』
と監督はおっしゃっていましたが、
この監督じゃなきゃ撮れなかった映像だと思うし、
本当に作られるべき映画だったんだと思います。


出会えてよかった。



会場は超超満員!!!!!


中央の青い服の女性がはなぶさ監督です。



山口県内での巡回上映は防府で終了し、これから瀬戸内の各地で上映されます。

5/28(金)18:30~ <北九州市>北九州市男女参画センター・ムーブ5F
5/30(日)14:30~ <大分市>OASISひろば21
6/1(火) 18:30~ <岡山市>デジタルミュージアム・講義室
6/2(水)        <広島県尾道市>シネマ尾道
6/3(木) 13:00~ <広島県因島>ポートピアはぶ(2回上映)
6/4(金) 19:00~ <広島県瀬戸田町>瀬戸田市民会館
6/5(土) 13:30~ <愛媛県松山市>若草幼稚園
6/5(土) 19:00~ <愛媛県松山市>松山ユースホステル
6/6(日) 14:00~ <広島市>横川シネマ

6/19より、<東京>ポレポレ東中野、<広島>横川シネマにてロードショー!!

お問い合わせは<ポレポレタイムス社>℡03-3227-3005


夏には再び山口県内での上映もあるかもしれません♪

ぜひぜひたくさんの方に観ていただきたい映画です。


『ミツバチの羽音と地球の回転』

2010-05-02 13:39:46 | Weblog
祝島のおじちゃん・おばちゃん、かっこよかった!!

自分の人生をどう生きていくかを決めたまなざし。

未来へ託す確かなものをちゃんと見つめている。



スウェーデンでは2020年までに、
原発にも石油にも頼らない社会を目指しているそうだ。

『日本は電力会社を自分たちで選べないの??』

それは変だよ!!という風に驚くスウェーデン人。



この島とこの国の人々が選んだのは、
自分たちの暮らしは自分たちでつくるということ。

人任せじゃだめなんだよ。

自分が幸せになることだけを考えるんじゃないんだよ。

みんなの幸せを考えることが、結局は自分の幸せにつながってる。



笑って、泣いて、考える映画です。


来月から全国で自主上映されると思います。

近くでやっていたら、ぜひ観てみてください。



同じく祝島を撮った映画『祝の島』もよろしくお願いします。

8日(土)19:00~ルルサス防府で上映会あります。

写真展も今日から始まりました~♪

共生していくために。

2010-04-27 00:14:42 | Weblog
原発建設計画に揺れる、山口県上関町祝島。

この島を舞台にした2本のドキュメンタリー映画が、このGWに県内先行上映されます。

お時間の都合のつく方、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね 。

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『ミツバチの羽音と地球の回転』

監督:鎌仲ひとみ(『六ヶ所村ラプソディー』)
主催:西京シネクラブ 083-928-2688
場所:山口県教育会館(山口市大手町)
日時:2010年5月1日(土)
①10:30~ ②13:30~ ③16:30~ ④19:30~
(①~③の各回上映後、監督トーク)
料金:【一般】前売1400 当日1600
【大学生】前売1200 当日1400
【高校生以下】前売・当日ともに1000

≪ストーリー≫
この映画は日本のエネルギーの最前線、
上関原発計画に向き合う祝島の人々とスウェーデンで
持続可能な社会を構築する人々の取り組みの両方を一本の映画で描いている。
いかにして、自分たちのエネルギーの未来を切り開くのか?
現場からの問いかけは私たちに選択を迫ってくる。
また同時に不可能と思われていることを可能にする人間のエネルギーが、
私たちと同じ全く普通の人々の感性と思いが、
国の違いを超えて交差し新しいビジョンを描き出す。
未来を待たずに今、未来を作り出すその現場がここにある。

http://888earth.net/index.html


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『祝(ほうり)の島』

監督:はなぶさ あや
主催:天神シネクラブ tenjin-cineclub@mail.goo.ne.jp
場所:ルルサス防府2F 多目的ホール
日時:2010年5月8日(土) 19:00~ (上映後監督トーク)
料金:前売¥1000 当日¥1200 高校生以下無料

≪ストーリー≫
瀬戸内海に浮かぶ人口500人の山口県上関町祝島。
現在は住民の70%を65歳以上が占め、高齢化、過疎化が進む。
1982年、上関町が祝島の対岸4kmの田ノ浦に原子力発電所の誘致を表明し
、2009年10月には海の埋め立て工事着工となったが、
祝島住民の9割は『海を失っては暮らせない』と27年間建設に反対し続けている。
しかし、そこに暮らす人々は実に明るく、よく働き、
様々な“つながり”の大切さが確かに見える。
人と人、人間と土地、過去から未来へと引き継がれる時間。
島の人々が原子力発電所に反対して守り、
これからも続けてゆきたいと願う心豊かな生活を、四季を通して映し出す。

http://web.me.com/polepoletimes/hourinoshima/top.html

≪同時開催≫ 写真展『祝島』 入場無料!!
日時:2010年5月1日(土)~8日(土) 9:00~22:00 ※6日(木)休館日
場所:ルルサス防府2F メインロビー

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さて、昨日25日は普天間移設の沖縄県民大会があり、約9万人の人々が集まったそうです。

祝島にしても、沖縄にしても、世界中の様々な問題にしても、
現地の人たちの想いを私たちは知る必要があると思います。

同じ地球に生きているもの同士、“共生”していけたら素晴らしいですよね!!
(大田元沖縄県知事さんがテレビで言ってました。)


あとひとつ。

1月の『東京原発』上映会で流して評判よかった映像をYou Tubeで見つけました。
ぜひ観てみてください☆

http://www.youtube.com/watch?v=u8-uLdtzQig

天神シネクラブ

2009-11-21 22:29:14 | Weblog
先日結成した“天神シネクラブ”
地味に動いていましたが、ココ何日かで活発になってきました。

天神シネクラブのブログも立ち上げたので、
興味のある方はぜひこちらものぞいてみてくださいね↓
http://blog.goo.ne.jp/tenjin-cineclub/

お見合い

2009-11-01 01:22:05 | Weblog
ネットというものは、使い方によっては素敵な出会いがあるものです。

ミクシィのマイミクのマイミクさんから『会ってみたい』とナンパされ、昨晩はお見合い形式の会が設けられました。

…って言っても、お相手は女性なんですけど。


去年まで沖縄に住んでいたという彼女は、米軍のヘリパットが建設されようとしている、やんばるの森“高江”を通して様々な経験をしてきたとのこと。

地元防府に帰ってきてからは、働きながら田布施で有機農業を学んだり、上関原発の反対運動にも参加しているそうです。


沖縄の話はもちろんのこと、私も上関原発については関心があります。

ニュースで流れる祝島の人々の映像には胸が痛みます。
原発ができたあとのことを調べていくと、とても怖くなります。

そして何より、人間の歴史よりもっと昔からそこにあり続ける海を、これ以上人間の好き勝手に使っていいはずがない!!
と思うのです。


だからと言って自分に何ができるかも分からず署名に参加する程度だったのですが、今回彼女との出会いからまた大きな波が来ました☆


何と彼女は、ここ防府で、原発に関する映画上映をしたい!!と言うのです。

こうも人生は上手くできているのかって思いました(笑)。

微力ながら、去年やってきたことが役に立つかもしれない。


話は勢いよくまとまり、早速“天神シネクラブ”なるものが発足しました♪
(“天神”とは、やっぱり防府といえば天神さま!!ってことで。)

原発に限らず色々な映画を通して、平和で豊かな街づくりのひとつとして活動できたらなぁと思います。


さらにもうひとつ。
彼女と田布施の若者たちとで結成した“若衆(わかいし)の会”というものがあります。
詳しくは下記をご覧ください。
転送も大歓迎!!
ぜひご協力をよろしくお願いいたします。


◆以下転載よろしくお願いします◆

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上関原発を考える山口若衆(わかいし)の会

1982年、山口県熊毛郡上関町で上関原子力発電所計画が持ち上がりました。
わたしたちにとって、正しい判断や意思表示をすることが難しい子どもだったころの話です。

もし上関原発が建設されてしまえば、埋め立てや温排水による生態系の影響や放射能汚染の問題、核廃棄物の処分方法など様々な問題が生じます。
その計画を立てた人たちは、わたしたちや未来の子どもたち、そしてそこに生息するたくさんの生き物たちのことを本当に考えてくれていたのでしょうか。
5年後、10年後、原発が稼動するころに子育てをするのはわたしたちの世代です。
これ以上、負の遺産を残したくありません。

今年10月には、上関町の『原発建設計画中止!』を求める署名が約61万人分集まり経済産業大臣に提出されました。
さらに地元住民や県内外の若者が、埋立工事の阻止行動に参加している現実があります。
こういった住民の声が反映されず、理解が得られない中で計画が進められることに対して疑問があります。

わたしたちは、この問題を解決しようとする様々な人たちと共に手を取り合いながら未来に希望の虹をかけていきたいと思います。
わたしたちと未来につながる命のために色々な形でこの問題に対し一緒に行動していきませんか?
1つ目のアクションとして、山口県や中国電力に要望書を提出したいと思います。
みなさん、ご協力よろしくお願いします。


<要望内容>

●上関原子力発電所建設計画に対して意見を言えなかったにもかかわらず、最も影響を受けるわたしたち若い世代の意見を聞く機会を作ってください。

●県民の合意が得られるまで上関原子力発電所に関する海の埋立工事を一時中止してください。

<参加方法>

若衆の会「賛同者」

若衆の会の趣旨に賛同いただける方は、下記連絡先までご連絡ください。
要望書を「賛同者」として届けます。

①氏名、②出身・在住・通勤通学いずれかの市町村、③年齢、④連絡先(電話番号・メールアドレス)の記載をお願いします。
署名ではないので直筆の必要はありません。
メールへの連絡でも結構です。
(記載された個人情報は当会からの連絡、申し入れ以外に使用することはありません)

申し入れ「参加者」

申し入れに一緒に行くことができる方は、若衆の会まで連絡をお願いします。
詳しい情報をお知らせします。

参加条件 → 山口県内に在住、または通勤・通学の方。もしくは山口県出身の方。
自分の意志で趣旨に賛同する、39歳までの若衆(わかいし)。

※ 若衆とは…若者を指す方言、山口県を始め広範囲で使用されている

※ 39歳……計画が持ち上がった1982年の時点で小学生以下である年齢
放射能もれ事故が起きた場合、「安定ヨウ素」の摂取を定められている年齢

呼びかけには時間がありません。
現地では県内外から集まった多くの方による、必死の原発建設阻止行動が今も続いています。
賛同者は継続的に募りますが一次募集締切までになるべくたくさんの仲間を集めたいと考えています。
1人でも多くの力が集まるよう、みなさんご協力よろしくお願いします。 

一次募集締切  11月7日(土)  継続的に募ります

<若衆の会連絡先>  問い合わせ、賛同申し込みはこちら
  
若衆の会ブログ     http://nijiirohearts.blogspot.com/  

若衆の会メールアドレス nijiirohearts@gmail.com

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知花昌一さんに出会って

2009-08-16 20:17:59 | Weblog
7月の豪雨災害から何かと落ち着かない日々が続き、さらに仕事もバタバタと…。
お盆も終わり、やっと一息ついています。

そんな中、先日沖縄からはるばるいらっしゃった知花昌一さんにお会いしてきました。
恥ずかしながら私は存じ上げなかった知花さんは、
沖縄の読谷村で平和ガイドや民宿経営、村議会議員さんをされているそうです。
そして戦争に繋がることには一切手を貸さないという信念のもと、
過去には読谷村で開催された国体会場で日の丸を焼き捨てたり、
米軍に取られていた土地の返還を求めて戦ってこられた経歴をお持ちの方です。

■日の丸焼き捨て事件■
http://data.livex.co.jp/okonomi/9511/top.html

■反戦地主■
http://www.mayq.net/tihana1.html

知花さんの活動を撮り続けておられるドキュメンタリー監督、西山正啓さんが山口県出身ということで、
今回、山口県宇部市の小さな教会で、
西山監督の作品『未来世を生きる~沖縄戦とチビチリガマ』上映と、知花さんの講演がありました。

沖縄戦で米軍が本島に上陸を始めた読谷村。
上陸の翌日、チビチリガマに避難していた住民のうち83名の方が集団自決で命を落としました。
しかも、犠牲になった多くは小さな子どもたち。
捕虜になって殺される前に自ら命を絶つ。
そういった教育を受けてきた時代、我が子の行く末を想うがゆえに、
我が子の命をここで終わらせることが最良の判断となってしまったのです。



■チビチリガマ■
http://www.yomitan.jp/sonsi/senseki/map/guide/guide07.html

知花さんがおっしゃる沖縄戦の教訓は、
◆軍隊は国民を守らない
◆教育のおそろしさ
だそうです。

集団自決についてもですが、
日本軍のアジアでの加害責任や従軍慰安婦、核の持込などについて、日本は隠そうとしています。
当時の教育が人々を自ら死を選ぶ方向に持っていきました。
昔の事実がなかったことになってしまえば、将来の子どもたちはきっと正しい判断ができなくなってしまう。
今、私たちが知ることのできる最大限の情報を伝えていくことが大切だなと思います。


また、知花さんは米軍基地問題についても、とても分かりやすく説明してくださいました。

沖縄には、日本の米軍基地の約75%が集中しています。
そして沖縄の豊かな自然を壊して、新たな基地建設も進められています。



■辺野古■
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/

■高江■
http://takae.ti-da.net/

そんなことをしてまで基地はいらない!!と思う反面、
基地の使用料や雇用がなくなったら沖縄はやっていけないという話を聞くと、
基地をなくすことは不可能なのかな…と思ってしまったり。

ですが実際、現在の沖縄の財源は観光からが主になっているそうです。
そして、納得できないのが“思いやり予算”と呼ばれる、米軍に対しての日本の負担金。
私たちの税金が毎年2000億円以上も使われているそうです。
そのお金を現在基地雇用されている約8000人の失業手当にあて、
さらに基地跡の再開発で約1万人の雇用が見込めるという統計もあるとのこと。

だったら基地はいらない!!
難しい話はよく分からないけれど、単純にそう思いました。

基地だけでなく、核の傘は必要だとか言う人もいます。
昨日もNHKで、被爆者の方を前に堂々と日本は核を持つべきだと発言する人もいました。
人間を、地球を破壊する兵器を持つことで自分たちの国をを守れると思うその発想が、どうしても理解できません。
国を守るってそういうことなのでしょうか?
国の伝統を守りながら人々が手を取り合って生活していく。
お隣の国の文化にへぇ~って興味を持ちながらお互いの理解を深めていく。
ただの理想論だと言われても、私はいつか、こんな世界が来ることを信じています。

三線の演奏もしてくださった知花さん。
三線の数え方は銃と同じで1丁、2丁と数えるそうです。
沖縄では戦時中のモノがない時代でも、カンカラ三線という缶で作った三線で歌うことを忘れなかったそうです。
私はそんな沖縄の心をもっと知りたいと思っています。
沖縄を知ることで、自分に何ができるのかが見えてくるような気がしています。

『人間の尊厳を大切にすることが平和に繋がります』
知花さんが最後におっしゃったこの言葉を忘れないでいたいです。



「陶と織」3人展

2009-07-12 20:52:20 | Weblog
これまた映画『ひめゆり』のご縁、山口市の陶織工房 南来琉さん。
今ここで、陶芸を習っています。
毎回山口にいながら沖縄の空気が味わえることに喜びを感じている今日この頃です☆

■南来琉ブログ http://nankuruu.jugem.jp/






そんな私のオアシス南来琉の竹田真剛さんと竹田裕子さん、岩国市の陶芸作家高野友美さんが、
私の住む町防府市で展示会を開催中です♪

■日時■2009年7月11日(土)~8月2日(日) 10:00~18:00(定休日:水曜日)
■場所■陶ギャラリー 花もよう 防府市桑山2-12-44 ℡(0835)25-3075

私も早速昨日行ってきました♪
ぜひぜひお近くの方は足を運んでみてくださいね。



裕子さんのコースターを購入しました!
見ているだけで、うっとり…。



2009-07-01 03:30:38 | Weblog
そこに自然があって、その中に様々な生き物がいて、人間もいる。
私たちの目に見えない存在もたくさんあるんだろう。



今回の沖縄で、信じられない再会をしました。

2月、那覇の宿で一緒だった、宮古から来ていたKさん。
目に見えないものを感じることのできるKさんに、
『いっぱいいっぱいだね』
と別れ際に言われたことをずっと忘れられないでいました。

そして今回、同じ宿で偶然の再会…。
この再会は、あの時の答えを知るためでした。

Kさんがおっしゃるには、
私はどうやら戦跡を巡る間に、沖縄の魂を連れ帰っていたようでした。
そう言われた瞬間、どこでかもピンと来たし(ひめゆりではありません)、
体調の変化も感じていたので、すんなり受け入れることができました。

戦跡や聖地と呼ばれる場所には、色々な人の想いが残っているということ。
私のようなタイプは、その想いを全部受け止めてしまうということ。
それを帰してあげる力がないから自分が混乱してしまうということ。
遠くから手を合わせるだけでも魂は浮かばれるんだよ。
聞いたことを周りの人に話してあげるだけでいいんだよ。
と、Kさんは優しく教えてくださいました。

今まで沖縄=沖縄戦だった私。
『ひめゆり』の自主上映をしてからはなおさら、
これ以上のことをしなければ!!
色々な人と話ができるようにならなきゃ!!
と、自分に変なプレッシャーを与えていたように思います。

でも実際は基地問題に触れてみてもピンと来ない自分がいて、
本当に自分は何をしたいのか?
平和を本当に願っているのか?
…分からなくなっていました。
いつの間にか私は、知識ばかりを得ることに気をとられていて、
一番大切な心を忘れてしまいそうになっていたんですね。

きっと連れ帰っていた魂は、私にそれを気付かせてくれたんだろうと思います。
そのために、沖縄へ、Kさんのもとへ連れて行ってくれたんだろうなぁ…。
ありがとう。



帰りの飛行機で涙が止まらなくなりました。
“沖縄”という大きな存在にただただ感謝し、
私の人生に沖縄が関わってくれていることが本当に嬉しくて。